京都観光2017年第51回京の冬の旅 壬生寺の本堂と狂言堂を観てきたので紹介したいと思います。
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京都観光、京の冬の旅全体についてはこちらをご覧ください。
壬生寺とは?
京都の阪急線四条大宮の近くにあるお寺です。
もともとは曹洞宗のお寺だったのですが、途中で律宗、奈良の唐招提寺と
同じ宗派のお寺になりました。京都は当然ながら平安時代以降に広まった
宗派のお寺が多いわけですが、そういった中で、壬生寺は奈良時代からの
宗派である律宗ということで、京都では珍しいお寺といえます。
京都観光で是非訪れたいお寺です。
壬生寺への行き方。
京都観光ではまず京都駅から、地下鉄経由阪急線を用いて四条大宮まで行って歩く方法もあるものの、
バスだと壬生寺道というバス停まで行くバスがありますので、そのバスに乗って壬生寺道
から歩くのが一番良い方法だと思います。
京都駅の北側バスターミナルのD3乗り場から出ている
26系統、および28系統 どちらも壬生寺道に停まります。
26系統は、御室・山越行きです。
28系統は、嵐山・大覚寺行きです。
京都駅からの所要時間は約15分~20分といったところです。
壬生寺道のバス停の写真です。ただしこの写真は京都駅からだと反対側の停留所です。
バスを降りたら、この坊城通りを左に曲がってください。
そのまままっすぐ進みましょう。
途中に、きんつばのおいしい店、金つばの幸福堂、そして新選組屯所跡にある京都鶴屋
鶴壽庵という2つの和菓子屋さんがありますので、立ち寄るのもよいでしょう。
このときも、わたくしは幸福堂で”金つば”1つ150円のものを購入し、歩き食べを
して壬生寺に向かいました。
そのままもう少し歩くと壬生寺の入り口に到着しました。
京の冬の旅の案内看板もありました。
中に入ってみると本堂の右手前が受付という案内がありました。
10時から開始。10時前につきましたので、しばらくこの場で待っていました。
10時になりここで入場料600円を支払い、先ずは、本堂の中を拝観しました。
本堂の中もいろいろ見どころがあるのですが、一番の見どころは、現在残っている中では
最も古いと言われる地蔵菩薩像でした。
残念ながら中は撮影禁止でしたので、写真で紹介できなくてごめんなさい。
もう一つの見どころは、狂言堂でした。
重要無形民俗文化財になっている、無言劇”壬生大念佛狂言”を今でも
行っている狂言堂です。
一般的に知られている狂言は、能の間に行われるものですが、ここ壬生寺の
狂言は、もともと融通念仏宗の円覚上人によって創始されたという狂言で、
スピーカが無い時代に、仏教の教えを広めるために、言葉でなく身振り手振りで
の無言劇で伝えるようになったものだそうです。
今回の狂言堂公開は、京の冬の旅初公開であり、
能舞台の楽屋、舞台裏なども見ることができるとても貴重なものです。
伊藤若冲が作った面や、衣装、小道具の展示に加えて、
実際に狂言演目で用いられる綱などの展示がありました。
年に3回壬生狂言を見るチャンスがあります。
京都観光の時期を合わせるのも良いですね。
壬生狂言公開の案内をもらうことができました。
1.春の公開(大念仏会)4月29日~5月5日の7日間
毎日午後1時~5時半くらい。5演目上演
ただし、5月5日のみ夜の部として、午後6時~10時くらい6演目上演
2.秋の特別公開 毎年10月の連休3日間
毎日午後1時~5時半くらい。6演目上演 なぜか春より多いです。
開場・受付は、午後0時半くらいからで、
予約・前売り販売は無し。当日のみ。席は約400。自由席です。
見る場所は隣の保育園の2階にある階段に座ります。
雨でも決行だそうで、ただしその場合は席が半分の200位になるそうです。
撮影禁止。京都観光で貴重な狂言を観れるのは感激します。
入場料は、大人800円、中高生600円、小学生400円
20人以上は1割引きを寺務所で受け付けるそうです。
上記、1と2の公開に関しては、毎日異なった演目を、連続して上演するそうです。
なお壬生狂言は全体で30くらいの演目があるそうです。
3.節分の公開 毎年2月の節分前日と節分当日2日間
毎日午後1時~8時 まで毎時0分開演
ただし、演目は、”節分”を繰り返し8回上演。
無料公開
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