京都観光2017年第51回 京の冬の旅 島原 角屋に行ってきました。

京都穴場紹介、豆知識

京都観光2017年京の冬の旅としては、13年ぶりの公開である、島原の角屋を拝観してきたので紹介したいと思います。
京都観光のプランに加えてはいかがでしょう。

スポンサーリンク


京の冬の旅全体についてはこちらをご覧ください。

京の冬の旅 2017の特別公開場所を紹介します

島原 角屋とは?

京都で江戸時代とかに栄えた花街で、いわゆる接待・宴会・もてなしの場だった
そうです。そういう場所のことを揚屋といっており、その揚屋建築のまま
残っている日本唯一の場所だそうです。これはぜひ京都観光で訪れたいですね。

花街と遊郭は違います

ここでの揚屋、花街というと遊郭と誤解するかもしれませんが、今回の説明員の
方の話で明確になったのですが、女性がいても踊りや歌を楽しむところが花街であり、
かつここ島原は、男性だけでなく、女性、そして家族でも楽しめる宴会の場であったそうです。

島原の歴史

明治初期くらいまでは、祇園や上七軒と同様に、京都の中で花街として
活況を呈していましたが、その後、祇園などとくらべて地の利が悪いということもあり
衰退し、今から40年前の1976年に花街としての幕を下ろしたとのことです。
幕末にはかの有名な新選組が通い、さらに西郷隆盛なども利用したことがあるそうです。

角屋への行き方
京都観光でいらっしゃるならまず京都駅に到着。
京都駅からだと、JR山陰線(嵯峨野線)園部行きにのり、一つ目約3分の丹波口駅で下車します。

丹波口の改札口は一つだけです。改札口を背にして右回りしてください。
IMG_20170211_104329

こちらです。ずっと歩きましょう。
IMG_20170211_104342

さらに歩くと、左側が中央卸市場の標識が出てきます。もう少しです。

IMG_20170211_104442

 

さらに建物も見えてきました。

 

IMG_20170211_104612

 

さらに歩き、”中信”という建物の手前の道を左折してください。

IMG_20170211_104646

 

IMG_20170211_104713

曲がるところの左角です。

IMG_20170211_104725

 

さらにここを右折してください。

IMG_20170211_104733

 

しばらく歩くとこの建物が見えてきます。この建物が島原 角屋です。

 

IMG_20170211_104919

IMG_20170211_104908

 

道なりに少し左折、すぐ右折すると、角屋の入り口に到着します。「
IMG_20170211_104949

IMG_20170211_105002

IMG_20170211_105041

角屋の中を紹介します

今回の京の冬の旅では、残念ながら2階座敷は公開されていませんでしたが、
1階の台所とか有名な間、およびお庭などが見学でき、かつ撮影OKでしたので、
写真と共に 角屋の様子をご紹介したいと思います。

松の間

角屋の中で最も広い部屋であり、庭に臥龍松があることからこの名前になりました。

IMG_20170211_111400

 

襖絵は岸連山というひとの筆による”桐に鳳凰の図”です。

IMG_20170211_105920

網代の間

天井板が網代組になっていることから網代の間と言ってます。
なんとわたくしは天井を見損なってしまいました。

IMG_20170211_111610

臥龍松の庭

この庭自体が、”京都指定名勝”になっています。訪れた前日に雪が降ったので、
写真のような素晴らしい雪景色の庭を観ることができました。

IMG_20170211_110016

台所

IMG_20170211_111725

IMG_20170211_112222

刀傷

IMG_20170211_112304

 

なお、今回は、京の冬の旅の特別公開でしたが、
平常公開は、3月15日~7月18日と、9月15日~12月15日です。
開館時間は、午前10時~午後4時です。
この公開においては、2階の特別公開が、1日4回(10時15分、13時15分、14時15分、15時15分)
各回20名までの予約制になっていますので、ご興味ある方は平常公開にも行ってみてください。
いかがですか、京都観光にふさわしい趣のあるところではないでしょうか。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました