京都観光2017年京の冬の旅としては、13年ぶりの公開である、島原の角屋を拝観してきたので紹介したいと思います。
京都観光のプランに加えてはいかがでしょう。
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京の冬の旅全体についてはこちらをご覧ください。
島原 角屋とは?
京都で江戸時代とかに栄えた花街で、いわゆる接待・宴会・もてなしの場だった
そうです。そういう場所のことを揚屋といっており、その揚屋建築のまま
残っている日本唯一の場所だそうです。これはぜひ京都観光で訪れたいですね。
花街と遊郭は違います
ここでの揚屋、花街というと遊郭と誤解するかもしれませんが、今回の説明員の
方の話で明確になったのですが、女性がいても踊りや歌を楽しむところが花街であり、
かつここ島原は、男性だけでなく、女性、そして家族でも楽しめる宴会の場であったそうです。
島原の歴史
明治初期くらいまでは、祇園や上七軒と同様に、京都の中で花街として
活況を呈していましたが、その後、祇園などとくらべて地の利が悪いということもあり
衰退し、今から40年前の1976年に花街としての幕を下ろしたとのことです。
幕末にはかの有名な新選組が通い、さらに西郷隆盛なども利用したことがあるそうです。
角屋への行き方
京都観光でいらっしゃるならまず京都駅に到着。
京都駅からだと、JR山陰線(嵯峨野線)園部行きにのり、一つ目約3分の丹波口駅で下車します。
丹波口の改札口は一つだけです。改札口を背にして右回りしてください。
さらに歩くと、左側が中央卸市場の標識が出てきます。もう少しです。
さらに建物も見えてきました。
さらに歩き、”中信”という建物の手前の道を左折してください。
曲がるところの左角です。
さらにここを右折してください。
しばらく歩くとこの建物が見えてきます。この建物が島原 角屋です。
道なりに少し左折、すぐ右折すると、角屋の入り口に到着します。「
角屋の中を紹介します
今回の京の冬の旅では、残念ながら2階座敷は公開されていませんでしたが、
1階の台所とか有名な間、およびお庭などが見学でき、かつ撮影OKでしたので、
写真と共に 角屋の様子をご紹介したいと思います。
松の間
角屋の中で最も広い部屋であり、庭に臥龍松があることからこの名前になりました。
襖絵は岸連山というひとの筆による”桐に鳳凰の図”です。
網代の間
天井板が網代組になっていることから網代の間と言ってます。
なんとわたくしは天井を見損なってしまいました。
臥龍松の庭
この庭自体が、”京都指定名勝”になっています。訪れた前日に雪が降ったので、
写真のような素晴らしい雪景色の庭を観ることができました。
台所
刀傷
なお、今回は、京の冬の旅の特別公開でしたが、
平常公開は、3月15日~7月18日と、9月15日~12月15日です。
開館時間は、午前10時~午後4時です。
この公開においては、2階の特別公開が、1日4回(10時15分、13時15分、14時15分、15時15分)
各回20名までの予約制になっていますので、ご興味ある方は平常公開にも行ってみてください。
いかがですか、京都観光にふさわしい趣のあるところではないでしょうか。
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