一味違う京都観光案内:今回は、野宮神社を紹介します。
京都嵯峨野の竹林近くにある野宮神社は、嵯峨野巡りの起点です。
野宮神社とは?
天皇の代理として伊勢神宮に仕える”斉王”が伊勢に行く前に身を清めたところと言われています。
紫式部著の”源氏物語”にも 光源氏が伊勢に赴く前に斉王となった娘と籠もるシーンが出てきたり、
野宮神社のシンボルである黒木の鳥居と小柴垣の風景などが描かれています。
縁結びの神様、子宝安産の神様として知られています。
野宮神社の行き方
嵯峨野のメインストリートである天龍寺のある通りから行くのが大半だと思います。
天龍寺から北方向、すなわち嵐山渡月橋と反対方向に歩くと、この看板が見えてくる左の道があります。
ここを左折してください。
しばらく歩くと竹林が見えてきます。ここの竹林も大変人気のあるスポットです。
竹林を道なりに行くと野宮神社が見えてきます。天龍寺からはおよそ10分です。
黒木の鳥居
これが野宮神社のシンボルのひとつです。鳥居というと普通は赤色しているイメージですね。
ここの入り口の鳥居は、なんとクヌギの木の皮を剥がずにそのまま組んだものになっています。
これは日本最古の鳥居の様式だそうです。
4つの神様
野宮神社には、4つの神様が祀られています。
野宮大神
まずは一番大きい 学問の神 野宮大神をお参りします。
白福稲荷
続いて、子宝・安産の神、白福稲荷を参拝します。
白峰弁財天
さらに、財運・芸能の神 白峰弁財天を参拝します。
どうも縁結びの神である野宮大黒天をお参りそびれてしまったようですね・・・
野宮神社のあとは?
野宮神社は、嵯峨野巡りの起点ですので、このあと、野宮神社に近い見所としては、
JRの嵯峨線の踏み切りを越える方向には常寂光寺や落柿舎があります。
また野宮神社手前を左折すれば、素晴らしい竹林がさらに続いた後、
昭和初期の名優 大河内伝次郎のお家だった 大河内山荘に行き当たります。
是非野宮神社を起点として、嵯峨野巡りを楽しんでください。
なお嵯峨野までの行き方は以下をご覧ください。
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