一味違う京都観光案内、
本日(2015年11月7日)京都の嵐山・嵯峨野の北にある”高雄”に行って来ました。
嵐山・嵯峨野と同様に、高雄も紅葉の名所です。
高雄には、神護寺、西明寺、高山寺などの寺がありますが、一番有名で紅葉もきれいなのが神護寺だと
思います。
神護寺の歴史
824年(天長元年)ころ、和気清麻呂が創建した高雄山寺と、河内国に
創建した神願寺が合併して出来たのが神護寺です。
神護寺になる前の高雄山寺の時代には、最澄や空海も入山し、特に空海は809年(大同4年)に
入山以来、14年間もここにとどまったそうです。
神護寺に行って来ました
こんな感じの登り坂を約5分くらい歩く感じです。
坂道途中の食事どころ、高野茶屋のところの紅葉もかなり色ずいており、これは神護寺境内への期待
が高まりました。
さらに登ったところにあるもうひとつのお食事どころ、硯石亭のお庭の紅葉。さらに素晴らしくなりました。
神護寺入り口がやっと見えました。入り口右側の紅葉の紅葉の色が見事です。
入場したら、やはり期待通りの見事な紅葉を見ることが出来ました。それも赤、橙、薄橙、緑が
入り混じっており、色合いがバラエティに富んでおり、美しいですね。
何枚か接近して撮影しました。どれも見事な紅葉でした。
これが神護寺の金堂です。金堂は一番高いところにありましたので、他の建物の地面からは階段に登っていきます。
金堂から階段のほうを観た眺めです。このあたりは赤紅葉が多くて、これまた見事でした。
一番奥にある地蔵院(多宝塔)の前にかかる紅葉もきれいでした。
紅葉とは直接関係ありませんが、神護寺はかわらけ投げといって、丸い瓦をここから外に投げて飛ばす
”遊び”を行うことが出来ますよ。向かいの山はまだ紅葉がこれからという感じです。
かわらけ投げの場所を見た後は、また金堂のある階段のところに戻ってきました。赤紅葉ですね。
出口近くに戻ってきました。
いよいよ出口あたりの景色です。先ほどの入り口と同じところですから、入り口時と逆方向から撮影したというわけです。
ということで、神護寺はまだまだ比較的近くの嵐山・嵯峨野の紅葉はこれからというときに、すでにちょうど見頃になっていて楽しむことが出来ました。かつ日曜日にもかかわらずそれほど人も込み合っておらず、ゆったりと紅葉を鑑賞することが出来ました。
実は私は、嵐山・嵯峨野から高雄まで歩いて行ったのですが、
当然ながら、バスで行くことが出来ます。
高雄への行きかた
1)バスで行く方法
①京都駅からであれば、京都駅から JRバスで 周山 行きに乗り、山城高雄バス停で下車
約50分、520円です。紅葉シーズンは臨時バスが出ます。
②烏丸四条から、京都市バス8番に乗り、高雄に行きます。約1時間かかります。
③阪急嵐山駅発で、臨時バスが紅葉期間中土日祝日に運行します。
2)電車と併用する方法
①京都駅からJR嵯峨野線で花園駅下車。花園駅から1)①で記したJRバスに乗って高雄に
行くことができます。
神護寺周辺の地図です。
コメント
[…] 神護寺 […]