京都といえば舞妓さん。
数年前、舞妓はーん という映画もヒットしたように
舞妓さんが踊っている姿を京都で観るのはひとつのあこがれかと思います。
ところが、一般に舞妓さんの踊りを観るのは、
一見さんお断りの上、かつ京都の御茶屋・料亭で観るとなると
一回につき、数万円もかかるイメージがあり、
かなりハードルが高いと思っていらっしゃる方が多いかと思います。
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しかしながら、舞妓さんの踊りが観られるイベントが年間幾つか
あるのはご存知でしょうか?
中でも春、4月~5月にかけては以下のような舞妓さんのイベントがあるのです。
先に京都の舞妓さんの予備知識を・・・
舞妓さん・花街とは?
京都において、舞踊やお囃子などの芸を行う若い女性のことで、
実はまだ踊る女性としては見習いの女性を舞妓といいます。
一人前になると芸妓と呼ばれます。
舞妓さんがいる場所を、花街といい、京都の中には5つの花街があります。
1)上七軒
2)先斗町
3)宮川町
4)祇園甲部
5)祇園東
このうち、2)から5)の4つの花街は四条河原町周辺にありますが、
1)の上七軒だけは、四条河原町から見て北西方向の、北野天満宮の
近くにあります。
街で歩いている舞妓さんは舞妓さんでないのがほとんどです。
よく四条河原町周辺や、嵐山・嵯峨野で舞妓さんのような着物を
着ている人に遭遇しますが、そのほとんどは観光客が着物を着ている
場合が多いです。
なかなか普段は街中で本物の舞妓さんを見かけるのが難しいのが実情です。
舞妓さんを近くで見れるチャンスが”踊りイベント”です。
ということで、舞妓さんを近くで観れる、かつ踊りも鑑賞できる
イベントがあるのです。
春は以下のようなイベントがあります。
5つの花街のうち、祇園東を除く4つの花街で春のイベントがあります。
なお、祇園東は、11月に、祇園をどり というイベントがあります。
1)北野をどり
毎年3月25日~4月7日に 上七軒歌舞練場で上演されます。
京都の花街での春のをどりの中で、一番早いイベントです。
2)都をどり
毎年4月1日~4月30日に 祇園甲部歌舞練場で上演される祇園甲部のイベントです。
3)京をどり
毎年4月第一土曜日~第三土曜日に 宮川町歌舞練場で上演される
宮川町のイベントです。
4)鴨川をどり
毎年5月1日~5月24日に先斗町歌舞練場で上演される
先斗町のイベントです。
ということで、舞妓さんを時下に観るチャンスとして、これら4つのイベントの
いずれかに行ってみられたら如何でしょうか?
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