一味違う京都観光案内:嵯峨野にある落柿舎は、柿の木が似合う場所です。
落柿舎とは
落柿舎とは、嵯峨野にあるお寺でなく、草庵と呼ばれる小さな家です。
松尾芭蕉の弟子だった向井去来という方の庵でした。
スポンサーリンク
向井去来が住んでいた頃、家の周囲にはたくさんの柿の木があって、
その柿を売ろうとする前に、嵐(台風?)によって柿がすべて落ちてしまったことがあり、
そのエピソードから落柿舎という名前にしたそうです。
1691年(元禄4年)の4月~5月に、松尾芭蕉が滞在したときに、”嵯峨日記”を著したそうです。
落柿舎への行き方
徒歩数分以内には最寄駅、バス停は無く、一番近いのは、JR嵯峨嵐山駅になります。
ということは、まずは天龍寺とかを散策してから行くのが良いかと思います。ここで天龍寺からの
道順を記しますと、
天龍寺から、渡月橋を背にしてしばらく北に歩きます。
そうすると、この表示が出てきますので、ここを左折します。
しばらく歩くと有名な竹林の道になります。
さらに道なりに歩くと、野宮神社に到達します。”縁結びの神”なので、ここでお参りしましょう。
さらに進行方向に向かって進むと、こういう標識が出てきますので、ここを左折しましょう。
しばらく歩くと、こういう畑というか空き地が出てきます。この向かって右側に落柿舎があります。
まっすぐ行くと常寂光寺に行きます。
落柿舎周辺の地図です。
ここが落柿舎の外観です。さすがに柿が良く似合いますね。
向井去来の有名な句です。
庭には鹿おどし があります。風流ですね・・・
家の壁には、向井去来が在宅かどうかを示すのに使ったという番傘とかが置いてありました。
番傘が置いてあれば在宅ということですね・・・
草庵の中の様子も見ることができます。
柿の木も撮影してみました。
ということで、落柿舎はほかの嵯峨野の寺とかに比べると非常に小さなスペースですが、
とても風流な場所です。気軽に立ち寄られてみたらいかがでしょうか?
スポンサーリンク
コメント
[…] 落柿舎の紹介はこちらをクリックしてみてください […]