【京都・国宝・世界遺産】京都の世界遺産に含まれる神社仏閣は17あります

京都の神社仏閣

世界遺産について

みなさま、世界遺産はご存知かと思います。

世界遺産とは、今から44年前の1972年に、
ユネスコの総会で”世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約”
というのが採択されて、これに基づいて、認められた文化的建造物や
自然などを指します。
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日本においては、この条約に初めから批准したわけではなく、
なんとユネスコで採択されてから20年後の1992年に条約を批准し、
それから、日本国内の様々な場所が世界遺産として登録されるようになりました。

京都の世界遺産とは?

日本には、15の文化遺産と4つの自然遺産があり、そのうち、
京都の神社仏閣は、
”古都京都の文化財”という登録名で、1994年12月に登録されました。
その文化財は、以下17の神社仏閣から構成されます。

上賀茂神社
下鴨神社
清水寺
銀閣寺
金閣寺
二条城
仁和寺
龍安寺
天龍寺
西芳寺(苔寺)
高山寺
西本願寺
東寺
醍醐寺
平等院
宇治上神社
延暦寺

順番に簡単に紹介したいと思います。

上賀茂神社

正式名称は 賀茂別雷神社といいます。
奈良時代に礎が築かれたというから、大変歴史のある神社ですね。
葵祭でも有名です。

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下鴨神社

正式名称は、賀茂御祖神社といいます。
なぜ下鴨で下賀茂でないのかは不思議ですね。
奈良時代に、上賀茂神社から分家独立した神社だそうです。

清水寺

あまりにも有名な清水寺ですね。
初めに建立されたのは奈良時代から平安時代に移る頃です。
その後火事によって本堂その他が焼失して、いま観る事が
出来る建造物はほとんどは、江戸時代前半、即ち1600年台
前半に再築されています。

そのために、本堂、すなわち清水の舞台 は国宝ですが、
それ以外に国宝建造物、仏像はありません。

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銀閣寺

正式名称は、慈照寺(じしょうじ) でして、もともとは室町幕府
八代将軍 足利義政が建てた家を禅寺としたものです。

金閣寺

正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)でして、もともとは室町幕府
三代将軍 足利義満が鎌倉時代に建立した貴族の別荘を造り替えたものですが
義満の死後に、禅寺となりました。
昭和20年代に放火によって金閣寺が焼失したことは有名であり、
三島由紀夫の小説にもなっています。

二条城

徳川幕府開設時に、出来た建物で、将軍が京都に来たときの宿泊所でも
ありました。

仁和寺

平安時代に宇多天皇の勅願寺として建立されました。
皇室に縁の深いお寺です。五重塔が美しいです。

龍安寺

室町時代後期に、貴族の別荘を禅寺としたものです。
なんといっても枯山水庭園がとても有名です。

天龍寺

室町幕府初代将軍 足利尊氏が、なんと敵であった後醍醐天皇を
祀るために建立した禅寺です。

西芳寺(苔寺)

苔寺として有名。奈良時代に行基によって開祖された寺です。

高山寺

奈良時代に開祖したお寺です。鳥獣人物戯画で有名です。

西本願寺

安土桃山時代の後期、まもなく江戸時代の1591年に建立された
浄土真宗本願寺派の本山です。1602年に浄土真宗大谷派という宗派が
新たな本願寺を建立したので、元の本願寺を西本願寺と言います。

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東寺

もともとは平安時代に入り、国家鎮護の寺として建立された後、
弘法大師空海に譲られ、真言密教の道場となったお寺です。

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醍醐寺

平安時代に建立されたお寺で、国宝に指定されている建造物が多いです。
最古の五重塔があります。

平等院

平安時代に貴族の別荘であったのを寺院としたもの。
阿弥陀堂を通称、平等院鳳凰堂と呼び、10円玉にも描かれている
あまりにも有名な建造物です。

宇治上神社

平安時代に建立された平等院の鎮守社です。

 

延暦寺

天台宗の開祖、伝教大師 最澄によって建立されたお寺です。

 

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コメント

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