昨日、嵐山から足を伸ばした名所である嵯峨野の大覚寺のライトアップを観て来ました。
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とても幻想的だったので、紹介したいと思います。
大覚寺とは?
876年(貞観18年)といいますから、平安時代初期に嵯峨天皇の離宮だったところを寺にしたのが由来です。
淳和天皇の皇子・恒寂入道親王が、初代門跡(=皇族・貴族がお寺の住職を務めること。)となり、
その後、後嵯峨上皇、亀山上皇、後宇多上皇が院政をとりました。
まさに歴史で出てくる南北朝時代の南朝側=大覚寺統 を形成し、1392年(明徳3年)の南北朝統一も大覚寺で行われたという非常に歴史深いお寺です。
お寺の前身が天皇が住んだところ=御所ということもあり、辰殿前には京都御所などと同じように、
右近の橘、左近の梅があります。
大沢の池とは?
嵯峨天皇が、中国の洞庭湖を模して作った日本最古の人造湖といわれています。
この大沢の池周りに植えられている紅葉が綺麗です。
ライトアップで綺麗だったのは?
ライトアップは、まさに大沢の池の周囲のうち1/3くらいに されていました。
紅葉もさることながら、多宝塔が池が鏡のようになって映る姿が素晴らしかったです。
以下をご覧ください。とても幻想的な姿に見えませんか?
もちろん、以下のように、紅葉も池に移って素晴らしい光景を見ることができました。
紅葉の様子は以下のような感じでした。
こちらの写真のほうが紅葉しているでしょうか?
ここが、右近の橘、左近の梅の木がある場所で、まさに天皇が住んでいらっしゃった
御所の雰囲気が感じられる場所でした。
ライトアップ以外のイベントについて
大覚寺は、紅葉の季節のライトアップに加えて、9月ころの中秋の名月には大沢の池に船を浮かべるイベントや、
6月には蛍を放生するイベントなども開催されます。
大覚寺への行き方
大覚寺は、最寄の電車駅に相当する駅がありません。バスで行くか、嵐山・嵯峨野まで電車で
行った後に、歩いて行く方法があります。
1)バスで行く方法
以下のように、大覚寺行きのバスがあります。
市バス28系統 京都駅発 嵐山・大覚寺行き
→途中嵐山を経由して、終点の大覚寺に行きます。料金は230円です。
市バス91系統 四条烏丸発 大覚寺行き 料金は230円です。
京都バス74系統 京都駅発 嵐山・大覚寺行き
→途中嵐山経由なのですが、阪急嵐山駅前のロータリーまで行くので
市バスより時間がかかります。 料金は230円です。
2)嵯峨野から歩く方法
歩くのに自信ある方は、嵐山・嵯峨野巡りの中で大覚寺まで歩いていくこともできますよ。
嵯峨野のメインストリートのお寺である天龍寺から徒歩約20分です。
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