京都駅から徒歩10分でいける隠れた名所である渉成園に行ってきました。
渉成園は、東本願寺の離れ庭といえる場所で、
訪れる人も少なく、とても落ち着いたたたずまいでした。
渉成園とは?
東本願寺の飛地境内地という位置づけの庭園です。
枳殻(からたち)邸とも言われています。理由は、
周囲に枳殻が植えられていたからです。
歴史としては、江戸時代初期、東本願寺の第十三代のトップであった
宣如上人が東寺の将軍であった江戸幕府第三代将軍であった徳川家光
から寄進を受けて隠居所としたのが始まりです。
中国詩人陶淵明の”帰去来辞”という詩の中にあった
言葉から、”渉成園”という名前になりました。
江戸時代に何度か火災で建物が燃えてしまい、現在の建物は
明治時代に再建されたものです。
東本願寺と同じですね。
渉成園の行き方
京都駅から歩いていくのがベストの方法です。
京都駅から京都タワーが左側にある烏丸通をずっと北方面に進み、
左側に東本願寺が見えてきたら、ほどなく右側に渉成園の案内が出てきます。
ここまで京都駅から約5分です。
なお、ここまでも京都駅から市バスが出ています。
東本願寺南端に ”烏丸七条”というバス停がありますので、
ここで降りてください。
これが渉成園案内看板です。このお店の左の道を進んでいきます。
この道をまっすぐ進みましょう。ずっと先に門のようなものが
見えますね。そこが渉成園入口です。
入口に到着しました。烏丸七条バス停から約5分、
京都駅からだと徒歩約10分です。
渉成園周辺の地図です。
渉成園の中を紹介します。
入園口入って右側の受付で入園料を支払います。
実は入園料とは書いておらず、”庭園維持寄付金”と記されていましたが、
実際には、”500円いただきます”と言われましたので、実質
入園料 大人500円、高校生以下250円と思っていただければよいと思います。
庭園内をあらわす地図です。
以下庭園内で撮影したいくつかの建物やお庭です。
傍花閣という建物です。デザインがユニークですね。
きれいな池でした。
京都タワーがみえますね。
一番奥の方の建物です。
きれいな広場、樹木ですが、奥のマンションが残念。
京都駅に近いリラックススペースとしてここ渉成園は良いと思いました。
東本願寺と共に訪れてみてくださいね。
渉成園の情報
開園時間
3月~10月 午前9時~午後5時(受付午後4時半まで)
11月~2月 午前9時~午後4時(受付午後3時半まで)
園内の建物は非公開です。
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