京都らしい光景といえば、舞妓さんの艶姿だと思います。
舞妓さんというと、いわゆるお座敷遊びとかで、一見さんだと
なかなかそういう機会はなく、仮に紹介とかでそういう機会に出会ったとしても
高額なイメージがあると思います。
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今回は、お座敷遊びは無いとしても、
舞妓さんと舞台または、舞妓さんの近くで接することができる
イベント、場所を紹介したいと思います。
1)【都をどり】
毎年決まって、4月1日から4月30日迄、祇園甲部歌舞練場で開催される
公演で、なんと2016年は、第144回になります。
というのも、初めて行われたのが、1872年といいますから、明治5年です。
京都の舞妓さんの踊りの家元として有名な”井上八千代”さんが企画しました。
毎年その年の干支やその年の出来事に即した演目が行われ、衣装も振り付けも
異なります。
公演回数は1日4回で、それぞれ約1時間です。
公演時間は、1回目が12時半、2回目が14時、3回目が15時半、4回目が
16時50分ということで、平日お仕事の方は、土日のほうが良いでしょうね。
券は3種類あります。
その1:茶券付特等鑑賞券→4,800円
指定席で、1階いす席、2階いす席、2階左右桟敷席があります。
お菓子と抹茶付、かつ特製団子皿を持ち帰ることができます。
お菓子と抹茶は公演約40分前くらいに用意されるそうなので、
早く行く必要があります。
その2:一等観覧席→4,200円
指定席で、2階いす席と、2階左右桟敷席があります。
600円の違いなら、茶券付特等鑑賞券のほうがお得感ありますね。
その3:二等観覧席→2,500円
自由席で、3階正面長いす席
祇園甲部歌舞練場の場所
四条河原町方面から四条とおりを東に歩き、花見小路とおりを右折、
すなわち南方面に数分歩くと左側=東側にあります。
2)【北野をどり】
毎年決まって、3月25日から4月7日迄、上七軒歌舞練場で開催される
公演です。1952年(昭和27年)に上七軒近くの北野天満宮で
50年に1回行われる大萬燈祭の記念に初演され、現在に至っています。
踊りは、花柳流であり、
第一部 舞踊劇、第二部 俗曲、フィナーレとして上七軒夜曲から
構成されます。
公演回数は1日2回です。
1回目が13時半、2回目が16時です。
券は2種類あります。
その1:お茶席券付→4,800円→都をどりと同じ値段ですね。
その2:お茶席券無→4,300円
上七軒歌舞練場の場所
北野天満宮の東側になります。
3)舞妓花の席
年間を通して、原則として、土曜・日曜・休日に
舞妓さんと会うことが出来る席です。
1)、2)と比べると舞妓さんと近くで接することが出来ます。
初めに、舞妓さんが千社札を出して挨拶をしてくれた上で、
抹茶のサービス、京舞、そして記念撮影などを行うことが出来ます。
公演回数は1日2回です。
1回目が14時、2回目が15時でそれぞれ約45分です。
料金は4,800円均一です。
舞妓花の席の場所→丸梅というバーになります。
花見小路の一本左=西の道である西花見小路にあります。
ちょうど祇園甲部歌舞練場が花見小路にありますが、
南北方向は同じくらいの位置で、その一本左になります。
ということで、舞妓さんと触れ合ってみてくださいね。
関連記事:舞妓さんの事始め
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