京都 妙心寺の塔頭 東林院は沙羅双樹の寺であるとともに精進料理も楽しめます

先日、京都の妙心寺の塔頭 東林院に行ってきました。
沙羅双樹の寺ということで有名なお寺です。
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東林院とは?

妙心寺の塔頭です。
1531年の享禄4年に、開基である山名豊国がそれまで別の場所にあった
お寺を妙心寺に移して、東林院という名前で開山したお寺です。
妙心寺全体の中では、東側の真ん中あたりに在ります。

沙羅双樹のお寺の由来

東林院の庭においては、沙羅双樹の樹木は、江戸時代からあったようです。
その沙羅双樹の花を観るということで、
1977年 昭和52年に、第一回”沙羅の花を愛でる会”を行ってから
この東林院が、”沙羅双樹のお寺”として有名になりました。

東林院の入口
ここが入口になります。

受付
入口入った後、右側に受付があります。
料金は、お菓子・お抹茶付きで、1,600円です。

部屋の中から鑑賞します。

部屋の中からお庭の沙羅双樹の花を観賞します。
沙羅双樹の花は、1日花といわれるようで、
1日咲くと地に落ちてしまいます。
その落ちた沙羅双樹の花に風情がありますね。

平家物語の詩の紹介

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・

たぶん沙羅双樹の花が1日で落ちてしまうことの
無常さを語っているのだと思います。

東林院は、精進料理も有名です

”沙羅の花を愛でる会”は毎年6月15日~30日に行われますが、
それとは別に以下のような行事があります。

1)精進料理を体験する会
毎週火曜日・金曜日 午前10時~午後1時くらい
調理を体験する会です。
指導者:住職の 西川玄房さん
内容:簡単な精進料理を作り、そのあと試食します。
費用:3,500円(テキストおよび和尚手作りの精進料理付き)

2)梵燈のあかりに親しむ会
10月上旬
2016年の場合は、10月7日(金)~16日(日)の10日間
午後6時~9時
拝観料:500円 (それとは別に、抹茶500円、珈琲400円)
ろうそくの灯かりが庭園に灯される様子を観ることができます。

3)小豆粥で初春を祝う会
1月15日~31日
2016年10月にランチがオープンします。

その名前も、東林院食堂(じきどう と呼びます)
営業日:毎週土日と祝日
時間:午前11時半~午後3時
料金:2,500円
献立:精進ランチ1種類のみ(一汁七菜)
→典座料理 といいます。
事前電話予約必要

宿坊もあります
一泊二食付き 6,000円、朝食のみだと5,000円
和室六畳と八畳の部屋があり、合計8室
冷暖房完備で、木の浴槽在り
(寝間着、タオル、洗面具は持参必要)

東林院の情報
住所:616-8035 京都市右京区花園妙心寺山内
電話番号:075-463-1334
行き方:
妙心寺は南門から入る方法と北門から入る方法があります。

南門:JR山陰線 花園駅下車徒歩約10分
市営バス91番か93番で、妙心寺前下車

京都バス61~65番で、妙心寺前下車

北門:京福電鉄(嵐電) 妙心寺駅下車 徒歩3分
市営バス10番から26番で、妙心寺北門前下車
JRバス 妙心寺北紋前下車

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