いろいろな京都関連のフリーチケットにおいて、京都だけでなく、大阪、兵庫、奈良、和歌山まで使えるチケットが発売されていますので紹介したいと思います。それがスルッとKANSAI 夏の３Dayチケットです。
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この記事作成時は、２０１６年７月３１日ですが、
２０１６年に関しては７月１５日から８月３１日まで有効期間があるのでぜひ活用してみてください。
スルッとKANSAI 夏の３dayチケットとは？
２０１６年７月１５日から８月３１日にかけて、関西の私鉄や市営交通の電車・バスが３日分乗り放題
のチケットです。
スルッとKANSAI 夏の3dayチケットの特長とは？
１）期間中すきな３日間乗り放題。すなわち連続３日でなくて、とびとびの３日でもOK。
２）１日あたり約１，７５０円で乗り放題。これは単に発売金額の５，２００円を３で割った数字に
なりますが、１日いろいろなところに行くとしたら非常にお得です。後で例を記します。
３）約３５０施設で特典・サービス付き。これは侮れません。様々な施設で割引料金で入場できたり、
お土産が貰えたりします。
スルッとKANSAI 夏の3dayチケットの利用エリアはこんなに広い
東は滋賀県のびわ湖近くの石山寺
北は京都の鞍馬
西は兵庫の姫路
南はなんと和歌山の高野山や、紀ノ川、和歌山港までカバーしています。
スルッとKANSAI 夏の3dayチケットで利用できる鉄道とは？
まず京都関連では以下の鉄道になります。
叡山電車、京都市営地下鉄、京阪電車、嵐電（京福電車）、阪急電鉄
それ以外には、
大阪市営地下鉄・ニュートラム、大阪モノレール、北大阪急行、近鉄、
神戸市営地下鉄、神戸電鉄、山陽電車、泉北高速鉄道、南海電鉄、能勢電j鉄、
阪神電鉄、比叡山坂本ケーブル、ポートライナー・六甲ライナー、北神急行電鉄 です。
バスも利用できます。
魅力的なメリットは？
３日間は、連続した３日にでもバラバラの３日でも利用できるというのがとても魅力的です。
利用できる期間であれば平日・土日祝日どこでも使えます。
できないことは？
残念ながらJR線が利用できないことですね。いかにJRを利用せずに有効に使用できるかだと思います。
また、チケットは１人用であり、複数の人で共用はできません。
京都内で使用する場合のモデルコースを想像してみました。
京都駅近くのホテルに宿泊してこのチケットを利用する場合の京都での代表的コースでの
料金を、このチケットを使わない場合で算出してみました。以下３つのケースをご覧ください。
１）比叡山延暦寺まで行く場合
比叡山にある 比叡山坂本ケーブル～ケーブル延暦寺駅の運賃だけで、８６０円かかります。
JRを使わないということもありますが、
京都駅～八瀬比叡山口駅まで、幾つか行く方法がありますが、片道７３０円から９９０円かかります。
八瀬比叡山口から比叡山坂本ケーブルに乗ると、それが８６０円なので、片道で合計１５００円くらい。
往復で１日３０００円くらいかかります。１日平均１７５０円の元が取れます。
２）嵐山まで行く場合
京都～四条まで地下鉄烏丸線で行き、四条で降りた後、歩いて阪急烏丸駅に行き、烏丸駅から
梅田方面の電車に乗り、桂駅下車。桂駅から阪急嵐山線に乗り換え、終点の桂駅で降ります。
料金は４３０円。往復だと８６０円。そこで、嵐山から渡月橋を渡り、嵐電嵐山駅から嵐電を
利用して、広隆寺、仁和寺、龍安寺、北野天満宮などに行けますので、半日何度か使えば、
合計１７５０円は超えると思います。
３）宇治方面に行く場合
京都駅から近鉄電車で丹波橋に行き、丹波橋で京阪電車に乗り換え、中書島で京阪宇治線に乗り換え、
宇治駅下車。料金は合計６３０円。合計１２６０円です。
ただし、京阪電車で途中東福寺、伏見稲荷、伏見の酒どころなどに立ち寄ることができますので、
このフリーチケットであれば、このコースでも１７５０円は超えると思います。
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