一味違う京都観光案内:祇王寺は嵯峨野巡りの中間地点とも言える名所です。
静寂な雰囲気の中、地面に生えている苔、及び秋には紅葉が素晴らしいです。
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祇王寺とは?
祇王寺(ぎおうじ)は、京都市右京区、嵯峨野にある真言宗大覚寺派の寺です。
大覚寺が結構近くにあり、大覚寺と祇王寺と2つの寺を巡るディスカウント券があるのもそのためですね。
もともとは、浄土宗の僧である良鎮が創建した往生院という寺を引き継いだものだそうです。
なんといっても有名なのは、平家物語で語られている話、平清盛が寵愛した、白拍子 である
祇王と、仏御前が出家のため入寺したことで有名です。
祇王寺の行き方
祇王寺は最寄の駅、バスということで祇王寺だけをめがけていくのではなく、まさに
嵯峨野巡りの中で行く寺だと思います。
従いまして、一般的には天龍寺あたりから始まり竹林を経て、野宮神社、常寂光寺、落柿舎、二尊院、と
北に歩くコースで、二尊院の後に訪れる場所だと思います。
最寄のバス停だと、嵯峨釈迦堂前 になります。京都市バス28番、91番、92番系統で、
阪急嵐山線嵐山駅始発です。
祇王寺周辺の地図です。
祇王寺の中に入ってみました
祇王寺の入り口はこういう感じです。入り口は結構狭く、地味な雰囲気です。
入り口入った後は、庭園が広がっています。きらびやかな庭園というわけではありません。
天龍寺とかの庭とは趣を異にします。もちろん枯山水の庭園とも違いますね。
この静けさ・地味ともいえる落ち着いた雰囲気を作り出しているのは、庭を覆っている苔だと思います。
奥に見えるのが、祇王寺の母屋に相当します。
中は撮影禁止でしたが、中には、この祇王寺の物語となった
祇王、祇王の母親、恋敵?ともなった仏御前、そして平清盛の像が祀られています。
もうひとつ祇王寺の見所だと思うのが庭から見える竹林です。
竹林といえば、天龍寺から野宮神社、大河内山荘にいたる竹林が有名ですが、
この祇王寺の庭から見える竹林もなかなかのものだと思います。
ということで、嵯峨野めぐりの中間地点にたたずむ祇王寺の落ち着いた空間に浸って
心落ち着けて物思いに耽るのも良いなと思いました。
そして、11月中旬以降は、この祇王寺の庭が紅葉の見ごろとなります。
さらに11月下旬から12月上旬にかけては散り紅葉が苔庭の中に混じりあい
また格別の美しさになると思います。
ぜひ嵯峨野めぐりの際は、少し地味に思えるけど、心落ち着く寺、祇王寺を
訪れてみたらいかがでしょうか?
嵯峨野までの行き方は以下の2つを参考にごらんになってみてくださいね。
大阪方面から嵯峨嵐山に行く方法
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