京都の17ある世界遺産のひとつであり、国宝建造物がたくさんある二条城を紹介したいと思います。
二条城とは?
徳川家康が、京都に来たときの宿および執務を行う場所として建立されたお城です。
江戸時代には天守閣があったこともあり、お寺でもなく神社でもなく、
列記としたお城です。残念ながら天守閣は、江戸時代に落雷で焼失しましたが、天守閣跡が残っています。
歴史上において、二条城がもっとも有名な出来事としては、
江戸時代の末期、15代将軍 徳川慶喜によって行われた大政奉還の
舞台が、まさにこの二条城 二の丸御殿の一棟である大広間で行われました。
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二条城への行き方は?(動画で解説)
鉄道で一番近い最寄り駅は 地下鉄東西線 二条城前駅になります。
ただし、JR京都駅から行く場合は、地下鉄烏丸線で四条駅で地下鉄東西線に乗り換えて、太秦天神川行きに乗って2駅目になります。
またはJR京都駅からは嵯峨野線で二条駅まで行き、そこから歩く方法があります。
二条駅からの動画を撮影しましたのでご覧ください。
二条城の入り口は?
受付で入城料金を支払います。
料金は、一般600円、中高生350円、小学生200円、小学生未満は無料です。
二条城のハイライトは国宝 二の丸御殿です
入り口を入ると、二の丸御殿があります。この二の丸御殿の中の6棟が国宝に指定されており、
通称 国宝 二の丸御殿 と称します。背後の本丸御殿のほうは国宝でないのです。
ここで、音声ガイドを聞くことができます。
二の丸御殿には唐門から入城します。
唐門を通り過ぎた正面がまさに、二の丸御殿です。
この二の丸御殿がまさに、国宝に指定されています。
具体的には、先ほども書いたように、二の丸御殿1箇所の中の6棟が
国宝に指定されています。
その6棟とは、
1.遠待および車寄
2.式台
3.大広間
4.蘇鉄の間
5.黒書院
6・白書院
の6つです。
内部拝観は撮影禁止なので、外側から撮影した上記二の丸御殿の様子を以下に写真で記します。
庭も見事です
二の丸御殿見学の後は、道に沿って西に歩くと、
二の丸庭園という庭があり、江戸時代の著名な造園家である
小堀遠州 の作品です。
すこし、天龍寺のお庭に似ているなと感じました。
この庭園は池および周りのお花の管理の仕方がすばらしいと感じました。
本丸のハイライトは天守閣跡からの眺めです
二の丸御殿と比べると、本丸御殿は目立ちません。中も拝観できないのです。
それよりも本丸御殿側でのハイライトは、江戸時代に落雷で焼失した
天守閣の跡から見る眺めだと思います。
世界遺産への指定
1994年(平成6年)12月に登録されました。
二条城の情報
住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
開白時間:8時45分~16時
休城日:12月26日~1月4日および1月、7月、8月、12月の毎週火曜日
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