伊藤若冲というと、数年前、2010年代後半も大変なブームになり、東京の美術館では観覧するまでに数時間待ちといったことが起きましたが、2021年1月2日NHKで、伊藤若冲のドラマが放映されます。これによってまた伊藤若冲ブームが再来するのでは無いかと期待されます。
ライジング若冲 天才 かく覚醒せり とはどんなドラマ?
伊藤若冲という画家は江戸時代に大変緻密な絵を描く画家として有名になりました。しかしその生涯はな謎が多いとされています。今回のNHKドラマは、天才と言われる伊藤若冲に関して、その才能を目覚めるのに貢献したと言われる佐賀出身の僧侶である大典顕常を代表として、伊藤若冲と周りの関係者がどう伊藤若冲に関わったかが描かれます。
ドラマの中では、伊藤若冲の最高傑作とも言われ、これを観たいがために、東京都美術館で数時間並ぶことになったと言われる作品である”動植綵絵”がどう誕生したのかも描かれます。
伊藤若冲を演じるのは中村七之助です
惜しくも若くして亡くなった中村勘三郎さんの息子さんですね。伊藤若冲がこの20年何度かブームが起きている訳ですが、テレビドラマで伊藤若冲が取り上げられたことは無かったと思いますので、今回のドラマによって伊藤若冲ブーム再燃は間違いないですね。
2021年3月28日まで箱根の岡田美術館で伊藤若冲展をやっています
京都ではないのですが、伊藤若冲の展覧会を神奈川県箱根の岡田美術館で、2021年3月28日まで開催しています。以下の作品が展示されています。
30代後半の作品「花卉雄鶏図」
お店の家業を”隠居”後、画家となった40歳頃の「孔雀鳳凰図」
40代後半の「梅花小禽図」「雪中雄鶏図」「笠に鶏図」「月に叭々鳥図」
81歳と最晩年の作品 「三十六歌仙図屏風」
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