無料でいつでも観覧出来る京都御所の紹介・無料ガイドツアーも有ります

京都の名所

はじめに:京都御所は無料でいつでも拝観できるようになりました

京都御所に行ってきました。
以前は、京都御所というと、年間で春とか秋とかに特別拝観があったり、事前申し込みをしないと入れない
ところでしたが、2016年より、年間いつでも無料で拝観できるようになりました。
(拝観できない場所もあります)
ここでは拝観してきた京都御所を写真とともに紹介したいと思います。

京都御所の由来

申すまでもなく、江戸時代まで天皇が住んでおられたところです。
もう少し正確に説明しますと、”鳴くよウグイス平安京”で有名な桓武天皇が遷都して、
平安京を作られた794年から、明治天皇が東京に移られた明治2年=1869年まで
約1100年間天皇は京都御所に住んでおられました。

ただし、何度も火災に遭い、現在の京都御所は、安政2年=1855年に再建されたものです。
すなわち約160年くらいの年月を重ねています。
幕末の孝明天皇、そして明治天皇が少し住んでいただけでなく、有名な王政復古の大号令や
五箇条の御誓文の発布なども京都御所で行われました。

京都御所への行き方

京都御所や、隣にある京都迎賓館、天皇が京都に来られたときはお泊りになる大宮御所などを
含めた場所が、京都御苑になります。
京都御所に行くためには、まず京都御苑の中に入る必要があります。

地下鉄で行くのが便利だと思います。地下鉄烏丸線の丸太町駅か今出川駅で降りるのが良いのですが、
京都御所により近いのは、京都駅から行くと、一つ遠い=北側の駅である今出川駅で降りるのが
良いと思います。

今出川駅を降りたら、3番出口か6番出口から出てください。
3番出口の場合は、今出川通りを渡っぱて烏丸通を南に歩いてください。
6番出口の場合は、烏丸通を渡って右折して烏丸通を南に歩いてください。

今出川駅に近いところに、乾御門がありますが、そこを通り過ぎて、次の門である
中立売御門から中に入ってください。これで京都御苑に入ったことになります。
入ったら少し左に、京都御所の出入り口である清所門がありますので、ここから入場してください。

入場すると、すぐに荷物検査を受けます。荷物検査を受けた後、首からつり下げるバッヂをもらい、
そこの近くに無料パンフレットがあるのでそれを受け取って、順路に沿って進んでください。

これがパンフレットです。

無料ガイドツアーの案内もありました

京都御所内のわかりやすい地図も掲示されていました。

宜秋門です。 清所門の一つ南にある門です。

御車寄 といって、貴族が天皇との対面の際に使用した玄関です。

新車寄です。

紫宸殿

たぶん京都御所で最も有名な場所だと思います。
五箇条の御誓文の舞台もここでした。
左側にある木が左近の桜、
右側にある木が右近の橘 です。

清涼殿です。
天皇がお住まいになる御殿でした。
1855年の再建ですが、平安時代中期の建築様式です。

小御所という建物で、将軍や大名が天皇と面会する場でした。

御池庭という回遊式庭園です。

蹴鞠の庭です。

御常御殿です。

 

御学問所です。

無料ガイドツアーについて

途中から無料ガイドツアーに追いついて、解説を聞いていましたが、ガイドの方はユーモア交えて
お話になり、とても分かりやすく、面白かったです。
ガイドさんは、実際の宮内庁の職員の方であり、天皇を始めとして皇族の方の近くに接することも
あるそうです。

無料ガイドツアーは、上のほうの写真でも記したように、

9時半~
10時半~
13時半~
14時半~

の4回。所要時間50分とのことでしたが、私が追いついたガイドツアーの場合は、
約70分の熱弁だったようです。
次回は初めから参加したいと思います。

ということで、いつでも無料で拝観でき、時間を選べば無料ガイドツアーに参加して拝観できる
京都御所に行ってみてください。

京都御所の情報

住所:京都市上京区京都御苑3
電話番号:075-211-1211(代表)
拝観時間:9月及び3月 9:00~16:30(入場は15:50まで)
10月~2月 9:00~16:00(入場は15:20まで)
4月~8月  9:00~17:00(入場は16:20まで)
休止日:月曜日(祝日の場合は翌日),年末年始(12月28日から1月4日)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました