【京都・国宝・世界遺産】広隆寺は、弥勒菩薩を中心とした沢山の仏像がある新霊宝殿が圧巻です

京都の洛西にある広隆寺といえば弥勒菩薩 というほど、弥勒菩薩で有名なお寺です。
今回はこの広隆寺に久しぶりに行ってきましたので、広隆寺を紹介したいと思います。

広隆寺への行き方

京都駅からの行き方を紹介しましょう。

1.電車を利用する方法

地下鉄烏丸線で 京都駅から 国際会館行き乗車 3駅 約6分で 烏丸御池駅下車
地下鉄東西線で、烏丸御池駅から 太秦天神川行き乗車 4駅 約9分で 終点下車
地下鉄260円
嵐電天神川まで歩き、
嵐電天神川駅から 嵐山本線嵐山行き 2駅 約2分で 太秦広隆寺駅下車
嵐電210円
合計470円です。

2.バスを利用する方法

京都駅 バスターミナルから 市バス71系統または73系統で太秦広隆寺下車
約35分 230円

一本で行ける、安いという意味ではバスを利用したほうがよいかもしれませんね。
ただし、土日や観光シーズンは、バスは時刻通り来ませんし、乗った後も道路が
渋滞していることもありますので、
”正確な時間で行きたいときは電車”
”時間に余裕があり、かつ安く行きたいときはバス”
をお勧めしたいと思います。

電車の太秦広隆寺駅もバスの太秦広隆寺バス停も目の前が広隆寺ですからすぐに
わかると思います。

広隆寺とは?

聖徳太子の建てた寺。すなわち平安時代よりも奈良時代よりも古い
飛鳥時代の603年に建立されました。
京都最古のお寺です。宗派は真言宗です。

蜂岡寺、秦公寺、太秦寺などともいわれますが、一般には広隆寺、
電車駅名、バス停名にあるように、太秦広隆寺と呼ばれることもあります。

603年に建てられたときは、もっと北東の北野天満宮、平野神社の方面にあったらしいです。

広隆寺に入ってみました

まずはバスからでも電車からでも、この仁王門から入ります。

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仁王門をくぐり、正面に見えてくるのが講堂です。
なんと平安時代末期の1165再建された京都最古の建物です。
講堂には、阿弥陀如来座像がありますが、外からしか観えませんし、撮影禁止です。

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次に見えてくるのが 上宮王院大使殿(本堂)
ここに奉られているのが聖徳太子像です。

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さらに歩くと、受付が見えてきます。
新霊宝殿は拝観料が要ります。大人800円。ここで支払います。

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受付を過ぎて左に見えるのが、桂宮院(けいきゅういん)本堂で、この建造物が

国宝に指定されています。ただし、普段は拝観受付しておりません。

受付を過ぎてしばらくして右に折れると、新霊宝殿が見えてきます。

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この中に、弥勒菩薩の像があります。

弥勒菩薩とは?

正確には弥勒菩薩半跏思惟像といいます。
紛らわしいことに、この新霊宝殿には、2つの弥勒菩薩半跏思惟像がありますが、
一般に有名なほうは、木造弥勒菩薩半跏像(宝冠弥勒)といいます。
もうひとつの弥勒菩薩像は、右隣にあります。どちらも国宝です。
この弥勒菩薩像は、まさに飛鳥時代の作品というからすごいですね。
いまから約1400年前のもの。それも木像。ずっと保存されているのが凄いです。

この弥勒菩薩像を含めて、この新霊宝殿には、国宝20点、重要文化財48点が
貯蔵されており、ここをゆっくりと観るのがよいと思います。

少し明かりは暗いのが難点ですが、保存のために仕方ないですね・・・

仏像の凄さ

弥勒菩薩を初めとする飛鳥時代から鎌倉時代に至るまでの仏像を見て
心洗われる気持ちになることは間違いありません。
かつ京都のお寺は何度も火災で焼けており、この広隆寺も奈良時代にも平安時代にも
火災に遭っているのにも関わらず、飛鳥時代~鎌倉時代の仏像が現存しているというのは

凄いことですね。

広隆寺の情報

住所:京都市右京区太秦蜂岡町
電話番号:075-861-1461
参観時間:9時~17時

コメント

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